学習塾を活用して勉強することが今では一般的になっています。少子化にもかかわらず、多くの教室が開校されており、生徒によっては豊富な選択肢から自分に合った環境を選ぶことができます。とは言っても選択肢が多すぎるとどの塾が良いか分からなくなってしまいます。そこで塾を比較する際のポイントを紹介していきたいと思います。まず、学習塾には集団指導塾と個別指導塾の2種類に大きく分かれます。双方にメリット・デメリットがあるので、自分に合った環境を選ぶと良いでしょう。負けず嫌いな性格や、周囲が勉強していると刺激になってモチベーションが上がるという人は集団指導が向いています。また、レベルの高い指導が受けられる教室が多いのも集団指導塾です。難関受験を目指す人は選ぶと良いでしょう。いっぽう、個別指導は、講師から直接指導を受けることができます。勉強の方法が分かっていない生徒は一から丁寧に指導してもらえます。また、苦手科目対策、志望校対策など、自分だけの学習プランで勉強できるのが魅力です。あと、学習塾には直営教室とフランチャイズ教室(提携校)の2種類があります。直営の場合は品質管理が統一されているため、教室ごとに学習環境や講師の質に差が出ることはあまりありません。その代わり、主要都市以外は教室がないなど限定的です。いっぽう、フランチャイズ教室は、手数料を払うことで有名塾の看板と教材を使用できるため、多くの教室が全国各地で開校されています。フランチャイズだからと言って必ずしも質が落ちるということはなく、中には地元の有名進学塾が高校部や中学部を対象としたマーケットを拡大する際にフランチャイズを利用しているケースが多く見受けられます。その場合は、学習環境も良く講師の質も高いと評判です。あと、なかには授業料を比較して選ぶ人がいますが、安い理由で入塾しても成績が伸びなければお金の無駄です。学習環境の相性と講師の質、合格実績など含めて検討することが重要です。